メルカリの場合、「送料出品者負担」つまり「送料無料」で出品することが多く。
もちろん「送料購入者負担」でも出品できますが、「送料無料」を謳う通信販売業者が多く。
メルカリでもご多分に漏れず、「送料購入者負担」ではなかなか売れません。
でもさぁ、物が動くんだから当然コスト(輸送費)がかかるわけで。
ただ(無料)で「物を運んでくれる業者」なんて無いんですよね。
なので通常は、「送料を含めた金額」で出品します。
出品者負担なんだから物の値段だけで、送料は出品者が負担してね。
なんて理屈をこねる人もいらっしゃいますが、送料持ち出し(赤字)で出品している人なんて…おそらく居ないですよね。
だってさぁ、少しでもお金になればとの思いから不用品を出品してるのに、お金にならない、送料分の赤字を出してまで売るんだったら「捨てる」。よねw
ということで、ここからが本題。
送料が安ければ、それだけ手元にお金が残るわけで…「いかにして送料を低くするか」が最大のポイントです
手前から、ゆうパケット用の箱・プチプチ付きの封筒・宅急便コンパクトの箱。
メルカリ印でございますw
メルカリで商品を発送する場合に、以下の3種類の手段がよく使われます。
- 定形・定形外郵便
- 郵便局系の「ゆうゆうメルカリ便」
- ヤマト運輸系の「らくらくメルカリ便」
おそらくこの3種類がよく使われる発送手段。
で、メルカリ便の中にも種類があって、
- ゆうパケット
- ゆうパケットプラス
- ゆうパック(60~100サイズ)
らくらくメルカリ便には
- ネコポス
- 宅急便コンパクト
- 宅急便(60~160サイズ)
があります。
どちらも「匿名配送」が可能で、郵便局やヤマト運輸の営業所などで伝票を発行して発送します。
でね?
気になる「一番安い発送方法は?」ですが、結論は「物の大きさ・重さによる」です。
定形郵便が一番安く、25g以内なら84円で発送できます。
ただし、一般的な封筒収まる大きさのものしか発送できません。
次に安いのが、定形外の規格内郵便。
重さによって料金が異なりますが、50g以内なら120円、100g以内なら、140円で送れます。
ちなみに、「長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内。重さ1kg以内」が、定形外の規格内になります。
これより大きい・重いと「規格外」になり、50g以内で200円、100g以内なら220円です。
重さが100gを超えるようなら、ゆうパケットが安いです。
上記の規格内なら「全国一律175円」で発送できます。
あると便利なグッズが、重さを量る「ハカリ」と「スケール」。
スケールはダイソーで売ってます。
下の一番大きな穴が、高さ3センチ。
ここを通れば、定形外の規格内・ゆうパケットで送れるサイズになります。
メルカリが販売している「ゆうパケット用の箱」、もちろんゆうパケットで送れます。
全国一律175円は魅力ですよね。
ちなみにらくらくメルカリ便でも同様のサービス「ネコポス」がありますが、A4サイズ・厚さ2.5cmとちょっと小ぶり。しかも195円とゆうパケットより20円もお高くなるんですね。
そうそう、定形・定形外郵便の場合「匿名配送」は出来ません。
住所を書いたりするのが面倒!な人には、「ゆうパケット」が最安送料になります。
本や雑誌・CD・DVD・アクセサリーなどは、ゆうパケットが良いと思います。
ちなみに、ゆうパケットは無理矢理でも3cmの隙間に通ればOK!
なので、洋服など「かさばるけど押さえれば薄くなる」ような商品には最適だと思います。
規格内、特に厚さが3センチ以上ある物、ちょっと高額な商品の場合は、ゆうパケットプラスまたは宅急便コンパクトを使います。
定形・定形外郵便は、基本的には「郵便受け」に投函されて届きます。
なので、厳密に言えば「届いた保証」は無いんですね。
ゆうパケット、宅急便コンパクトは「荷物の追跡」は出来るけど、こちらも「郵便受け」に投函が基本です。
でも、ゆうパケット・宅急便コンパクトは、「荷物の追跡」はもちろん「基本手渡し」で届けられます。
なので、より安心安全なんですね。
ただし、こちらは専用の箱を使う必要があり
- ゆうパケットプラス
専用箱 65円 (郵便局で購入)
送料は375円 (合計 440円) - 宅急便コンパクト
専用箱 70円 (ヤマト運輸の営業所で購入)
送料 380円 (合計 450円)
専用の箱はコンビニでも置いてあるかもしれませんが、郵便局または営業所で購入するのが良いと思います。
ゆうパケットプラスの箱の内寸と最大重量
- 幅 約24cm
- 奥行き 約16.5cm
- 高さ 約6cm
- 重さ 2kgまで
宅急便コンパクトの箱の内寸と最大重量
- 幅 約25.5cm
- 奥行き 約20cm
- 高さ 約5cm
- 重さ 制限なし
ゆうパケットプラスの箱に入るなら、宅急便コンパクトより10円安く送れますね。
箱に入らなければ、宅急便コンパクトを検討します。
ちなみに、宅急便コンパクトの箱は「再利用出来ません」。
毎回新しい箱を使ってくださいね。
ゆうパケットプラスの箱は、条件付きで再利用できるようです。
郵便局のHPで確かめてから再利用してくださいね。
これ以上の大きさ、重さの商品は、ゆうパックか宅急便を使うことになります。
ゆうパックは60,80,100サイズ、宅急便は60,80,100,120,140,160サイズまで送れます。
料金は60,80,100は、700円・800円・1000円で、どちらも同じです。
全国統一された料金で、通常よりは安く設定されてます。
でも、やっぱり高いですよね~
例えば60サイズの商品は、最低でも777円の値付けが必要になります。
※77円はメルカリの手数料ねw
単価の低い商品でかさばる物は、送料に愛殺されて…売れても手元には1銭も残らない。
って言うことになるかも。
※箱やプチプチなどの梱包資材、持っていく手間を考えたら…赤字ですね(汗)
単価が高ければいいけど、なるべく小さく・軽い商品が利益が残りやすい商品ってことになりますね。
ということで結論!
規格に収まるなら、ゆうパケットが最強!
もっと小さくて・軽いなら、(住所などを書く手間はあるけど)定形・定形外郵便ですね。
この2つを駆使すれば、送料は抑え込めるはずです。
うまく梱包して規格内に抑えて安く送る!=利益が残るw
頑張っていきましょう!
※2020-07-13追記
そうそう、忘れてた。
ゆうパケット・ゆうパケットプラスを利用するときの注意点を、いくつか上げておきます。
ゆうパケット・ゆうパケットプラスで発送時、商品名を細かく書いておかないと、窓口で必ず聞かれます。
おそらく航空便を使えるかどうかを判断するためなんでしょう。
たとえば、「PC周辺機器」だけでは、「中はなんですか?」って必ず聞かれます。
なので、「SDカードリーダーライター」とか、細かく記載しておきます。
また、商品名を書いていても、受付の人が知らない商品だった場合も聞かれます。
たとえば、商品名「ノギス」の場合、知ってる人は分かってくれますが、知らない人もいるので「ノギス(長さを精密に測る機械)」とかねw
モバイルバッテリーや充電式のバッテリーも送ることは出来ますが、商品名に必ず記載しておきます。
あと、危険物や揮発性の高いものは送れません。
例えば、ジッポーのライターは送れるけど、ジッポーオイルは止めておいたほうが良いです。
花火とかもダメ、接着剤もシンナーとかが入ってるとダメでしょうね。
航空便の場合、気圧の変化で容器が割れたり破裂することもあるかも。
スプレー缶なども、空輸時に破裂するかも…ちゃんと申告しましょうw
発火性のあるものは特に気をつけてくださいね。
郵便局系・ゆうゆうメルカリ便って安く送れるんだけど、注意点や送れない物もあります。
特に航空便、空輸に関する注意事項があります。
何かあったら大変です!
十分注意してくださいね。
この記事が、皆様のお役に立てば幸いです。
でわ!
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