前回は、お気に入りのミュージックでクリップ動画を作ることが出来る「独自テンプレート」の作り方や活用をご紹介しました。

FASTCUT3では、クリップごとに様々な効果などを追加できます。

今回は

• スピードや逆モーション
• 色やモノクロなどの効果
• トランジション

について、ご紹介します。

■再生スピードを調整しよう！

FASTCUT3では、クリップごとに、再生スピードを調節できます。

1. 調整したいクリップを下の一覧から選択
2. スピード変更画面で、スピードを調整

クリップのスピードは、

• スローモーション(最大0.25倍)
• ファーストモーション(最大4倍)

0.25～4倍速まで、無段階に調節できます。

■逆モーションも指定できます！

逆モーションにチェックを入れれば、「逆再生」もできます。
逆再生でも上記の再生スピードは調整できますから、例えば「ゆっくり逆再生」とかも指定できます。

■色調整や効果(エフェクト)も追加できます。

調整画面では、「最適化」・「色」・「テンプレート」も、クリップごとに調節できます。

「テンプレート」で、クリップごとに「セピア」、「モノクロ」、「古い映画」などの特殊効果(エフェクト)を追加することができます。
クリップ動画に変化をつけたいときに良いですね。

また、色(彩度・コントラスト等)も、クリップごとに変更できます。
「最適化」は、エンズ補正や手ブレ、回転といったことが設定できます。

どれも「指定したクリップ」のみに付けられますので、動画中に変化をもたせたいときなどに最適ですね。

■タイトルもクリップごとに付けられます。

タイトル(テロップ)も、クリップごとに付けられます。
右の「T」をクリックすると追加モードになります。

■音の調整

クリップごとに、オリジナルの音を入れるかどうか、BGMの音量を調節できます。
元音声を優先させたいなら、BGMも絞ってオリジナルサウンド(音量の調節も可能)にチェックを入れます。

■トランジションの追加

クリップの切り替わり効果も追加することができます。
ただし、トランジションは「手動で編集する」をクリックして、手動編集モードにする必要があります。

手動編集モードでは、調整・タイトル・音に加えて「トランジション」もクリックできるようになります。

クリップとクリップの間にある「四角」をクリックすると、その部分だけ「トランジション」をセットすることができます。

すべて同じトランジションを設定したければ、「以下のすべてに」をクリックすればOK！
簡単に設定で居ます。

トランジションの種類は大変多く用意されていますので、クリップごとに切り替えても面白いと思います。

■作例

手動カット(独自テンプレート)でトランジションのみ入れた作例。
このクリップ動画に様々な効果を設定すると、下のクリップ動画になります。

この作例では、

• トランジション
• セピア・モノクロ・古い映画
• スローモーション(0.5倍)・ファーストモーション(2倍)
• 逆モーション

の効果を入れてあります。
効果を追加するだけでも、面白いクリップ動画になりますね。

ぜひ挑戦してくだしね。

■まとめ

初めてでも簡単にクリップ動画が作成できる、「FASTCUT3(ファストカット)」。
使い方について3回の分けてご紹介しました。

• 予め用意されている60種類のテンプレートで作る
• お気に入りの音楽でテンプレートを作る(独自テンプレート)
• クリップごとに効果やトランジションを追加する

簡単にご紹介しましたが、独自テンプレートとクリップごとの効果で、クリップ動画が楽しめるツール(ソフト)だと思います。

現状ではソースネクストの通販でしか入手できないようですが、興味がありましたらぜひつかてみてくださいね。
でわ！

※参考記事リンク

• 【FASTCUT3 使い方】動画編集ソフト「FASTCUT3」(ファストカット)、クリップ動画がサクッとできちゃいます！
• 【FASTCUT3 使い方】独自テンプレートを作ってみよう！

※参考リンク

ソースネクストのFASTCUT3(ファストカット3)公式ページ

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